☆海外留学への挑戦!はじめての短期留学!

2024年04月12日

短期留学⑥

いつもお世話になっております。「天白区塩釜口」の㈱プレディオ プラスの伊藤です。

 

さて、今回の特集記事は、「あこがれの海外留学への挑戦!はじめの短期留学」と題しまして、学校の夏休みや春休みを利用して行く、概ね3週間~6週間程の「短期留学」に興味がある高校生や大学生の方に向けて、その背中を少しだけ後押しする特集回となります。

 

実直的な話、そもそもはじめての「海外留学」で、いきなり一人でおよそ6ヶ月~1年間にもおよぶ「交換留学」に行くということは、特にこれまで治安の良い日本国内で、何の不自由もなく家族や友人たちに囲まれて、居心地よく日本語で暮らしてきた多くの日本人の高校生や大学生にとっては、かなりハードルが高いことだと私は思うのです。

 

そのため、近い将来「中長期の海外留学」に行きたいと考えていらっしゃるグローバル思考の高校生や大学生の方には、まずは学校の「夏休み」などの長期休暇を利用して「短期留学」で経験を積んでおくことは、ハードルの高さもだいぶ抑えられるため、はじめての海外留学としてはとても良い方法だと思う訳です。

 

なぜなら、こちらは「行政独立法人 日本学生支援機構(JASSO)」が行った、2019年(令和元)年度「日本人学生留学状況調査結果」によりますと、留学期間別の日本人留学生の割合は、実に約76.1%の人が「3ヶ月未満の短期留学」だったことがこの調査結果から分かる一方で、「6ヶ月以上の中長期留学」に行った人の割合は、わずか約12.6%しかいなかったことがお分かりいただけるかと思います。

 

あなたが昔からの夢であこがれた、はじめての「海外留学」……。

 

しかしながら、「短期留学」のことを、いろいろと揶揄する批判的な「YouTube」の動画なども実際にたくさんあったりしますし、それらの多くの留学経験者の方がおっしゃっる通り、「せっかく『海外留学』に行くのなら “短期留学” ではもったいない…」とする意見は、確かに理解できる部分もあったりもします…。

 

ですが、現実的な話として、あなたの高校時代や大学生の夏休みなどを利用して行く、およそ3週間~6週間程の「短期留学」なんて、人生はじめての海外留学としては、本当にちょうど良い期間ですし、めちゃくちゃワクワクして最高じゃないですか!!

 

あと、こちらはこれまでに特集しました…

 

☆「■高校生の交換留学について

 

☆「■留学希望の学生が親の同意を得る方法

 

☆「■大学生の交換留学について

 

☆「■大学生が交換留学に出発するまでのスケジュール

 

☆「■大学生の留学の種類について

 

になりますので、ご興味がありましたら、是非併せてご覧ください。

 

それでは、早速ですが一緒に見てまいりましょう!

 

■短期留学をするメリット

短期留学①

まずは、高校生や大学生が「短期留学」をするメリットを3つご紹介してまいりたいと思います。

 

①「学校の夏休みなどを利用して短期留学できる!」

 

高校生の「夏休み」は、都道府県や市町村などによって多少の違いはありますが、一般的には概ね7月下旬~8月下旬までの約1ヶ月間が夏休み期間になっており、「春休み」は概ね3月下旬から4月上旬の約10日~14日間程度が春休みになっていますので、現実的に考えると、高校生が「短期留学」をする場合は「夏休み」がオススメになります。

 

次に、大学生の「夏休み」は、もちろん各大学によって多少ばらつきはありますが、一般的には概ね7月末~9月末までの約2ヶ月間となっており、「春休み」も同様に概ね2月上旬~4月上旬の約2ヶ月間が春休み期間となっていますので、大学生が「短期留学」をする場合は「夏休み」と「春休み」の両方がオススメになります

 

そのため、高校生や大学生には、このように「夏休み」や「春休み」などの学校の長期休暇があることで、時間的な余裕があって、この期間を利用した「およそ3週間~6週間程度」の「短期留学」が無理なくできるというのが1つ目のメリットとなります。

 

なお、これは余談になりますが、海外留学に行かれる国や地域、あと季節や気候などにも影響を受けるでしょうし、正直どこまで本当の話かも分かりませんが、よく海外留学に行った人が帰国後に、留学に行ったことで体質が改善して、今まで毎年苦しんでいた「花粉症」などのアレルギーが治ったり、アトピーなどのかゆみが改善したりという、いわゆる副産物的なうれしい効果もたまに聞いたりもします。

 

あと、副産物的な話をもう一つだけすると、留学期間中に英語学習とは別で、「スポーツジム」に行くきっかけがあって、それを帰国後も近所のスポーツジムに入会して継続して行った結果、受験勉強の息抜きにもなって、健康的にやせて最終的には約30kgのダイエットに成功したという人もいらっしゃいました。ちなみにこの学生は、現在は大学2年生で「スポーツジム」でアルバイトをしており、この夏から大学の協定校に「交換留学予定」となっています。

 

短期留学13

②「短期留学は費用が抑えられる!」

 

続いて2つ目のメリットとしては、「短期留学」は期間が短い分、留学費用が安くなるということです。

 

しかし、その分「中長期の留学」と比べた場合、体験できることがどうしても減ってしまいますが、限られた期間(時間)でも、工夫次第で十分に価値のある経験ができると私は思うのです。

 

現地のネイティブの人や語学学校の留学生たちと過ごす留学生活は、海外自体がはじめてという人はもちろんのこと、あなたが過去に家族と訪れた海外旅行とは、まったく違った経験が絶対にできると思うのです。

 

本当は「中長期の留学」がしたいけれど、「今はお金や中長期の留学に行けるだけの語学力などがどうしても足りない」という人たちにとっては、まずは「短期留学」という方法で、その雰囲気とイメージを確認して、将来の「中長期の留学」に備えるのも、「海外留学」を身を持って知るという意味では、とてもオススメという訳なのです。

 

特に、夏休みなどに行く「短期留学」には、あなたが所属している高校や大学、ほかにも留学団体や留学エージェント(留学斡旋業者)などが、本当にたくさんの「留学プログラム」や「サマースクール」を取り扱っています。

 

そして、その中にはお手軽価格の超おすすめなものから、めちゃくちゃ割高でおすすめできないものもたくさんあったりしますので、是非じっくりと吟味して、あなたにピッタリな「短期留学プログラム」を見つけてください。

 

なお、これも余談になりますが、特に新高校1年生や2年生の人たちには、あなたのご家族はもちろんのこと、あなたの在籍する高校の担任の先生や担当の先生も巻き込んで、「給付型の留学奨学金」の一つである、文科省の「トビタテ!留学JAPAN(高校生等対象)新・日本代表プログラム」に応募して挑戦するのも個人的にはとてもオススメになります。

 

是非、文科省の「トビタテ!留学JAPAN」に採用された、いわゆる「トビタテ生」に強い興味や高い意欲がある人は、あなた自身でいろいろ調べて挑戦してみてください。応援しています。

 

※「給付型の留学奨学金」とは、返済する必要がない奨学金のことを言います。(但し、応募条件がいろいろとあって獲得するのはとても難しい。)

 

短期留学⑧

③「はじめて留学する人でも、ハードルが低くて挑戦しやすい!」

 

それから、3つ目のメリットとしては、はじめて海外留学をする人や海外にまだ行ったことがない人にとっては、いきなり「中長期の留学」をするということは、とてもハードルが高いことだと思うのです。その点、学校の夏休みなどを利用して行く「短期留学」は、まさにその実施期間やかかる費用も、あなたやあなたの親御さんの気持ちの部分も含めて、絶妙なニュアンスでちょうど良いというのが3つ目のメリットという訳なのです。

 

それは、ある日突然「留学」に行きたいと言い出した娘(息子)さんに対して、親御さんも、特に高校生の娘(息子)さんの場合などは、「留学先で、万が一の事件や事故に巻き込まれるんじゃないか…」と親心から心配してみたり、目先に迫っている「大学受験の事、受験勉強が疎かになったりするんじゃないか…」と気を揉んでみたり、あと「高校生で留学は早すぎるのでは…」と未成年であることを理由にしてみたり、「そもそも大学生になってからでも良いんじゃないか…」などと無理やり都合よく考えるでしょうから、すんなりと海外留学に “OK” を出してくれる保護者のほうが実際には少ないと思うのです。

 

しかし、はじめて行く「海外留学」でも、それが学校の夏休みなどを利用して行く「短期留学」であれば、親御さんからの承諾や応援も得られやすくて、挑戦しやすいという訳なのです。

 

もちろん、短期留学でも、語学学校に集まった他の学生や世界の留学生たちと、語学学校の入学時に行われる英語のレベルチェックの試験があって、その試験結果をもってクラス分けが行われ、その後はそのクラスごとにすべて英語に特化した授業になりますので、普段とは違う異国の文化を体験することはできますし、その短期留学による出会いや体験は、あなたにとってかけがえのない貴重な経験になると思います。

 

あと、こちらも余談になりますが、あなたが大学生の場合は、所属大学が夏休みなどに実施している、さまざまな国へ行くめちゃくちゃ手厚くて割安な「短期留学プログラム」があったり、毎年恒例的に国際交流の一環として開催している、世界の協定校との「サマーセミナー」や「学生セミナー」、あと「模擬国連会議」などがあったりもしますので、是非あなた自身で募集概要を調べて興味があれば積極的に応募して参加してみてください。

 

ちなみに、先にお話しました、大学が夏休みなどに実施している「短期留学プログラム」の多くは、実施期間が約1週間~2週間のプランが主流になっていますので、念のためお伝えさせていただきます。

 

 

■短期留学をするデメリット

短期留学⑦

次に、高校生や大学生が「短期留学」をする場合のデメリットを2つご紹介してまいりたいと思います。

 

(1)「短期留学の期間内だけで英語力を伸ばすのは難しい」

 

まず1つ目のデメリットは、実直的な話、あなたが「英語力」を伸ばしたいから留学したいという目的であれば、「短期留学」はおすすめできません。

 

それは、およそ3週間~6週間程の「短期留学」では、どんなにその期間内を英語漬けの毎日で頑張って過ごしたとしても、その期間内であなたの英語力が飛躍的に伸びるかというと、それは残念ながら難しいということです。

 

そのため、あなたの「英語力」を伸ばすためには、帰国後に今回の留学を良いきっかけにして、さらなる地道な英語学習の継続がどうしても必要不可欠になるという訳なのです。

 

短期留学③

(2)「短期留学では、体験できることが限られる」

 

続いて2つ目のデメリットとしましては、「短期留学」は期間が短いために、あっという間に時間が過ぎてしまうということです。

 

人によっては、海外の慣れない環境に適応するまでに時間がかかるケースもあることでしょう。

 

そのため、人生はじめてのあこがれの海外留学にせっかく行くのだからと、あれもこれもやりたいと計画しても、どうしても「短期留学」では体験できることは限られてしまうという訳なのです。

 

もっと言うと、あなたがはじめての「海外留学」ということで、せっかく楽しみにしていたその期間を、変に怖気づいて遠慮がちに過ごしてしまったとしたら、あなたの夢で憧れだった「短期留学」が、本当にあっという間に終わってしまうという訳なのです。

 

そして、今回の留学の帰国後には、大方(おおかた)の予想通り「もっと積極的に行動したら良かった…」とか、「いろんなアクティビティに参加したら良かった…」と後悔することになり、その結果、極端な話として「“留学” は私には合わない…」とマイナス感情で意識づけをしてしまって、最悪 “黒歴史化” する可能性だってあるという訳なのです。

 

■短期留学に行く人に、一つ私からの提案です!

短期留学②

そこで、今回行くあなたのはじめての「短期留学」で、一つ私から提案があります。

 

それは、例えば、あなたがカナダのトロントに約3週間~6週間程の「短期留学」に行くことになったとしたら、あなたの語学学校が、これも例えば「ILAC – Toronto(アイラック・トロント校)」だったとして、週末のその語学学校の休みなどを利用して、一人で「ナイアガラの滝」の観光ツアーに出かけたり、あと「カナダ最大級のリプレイ水族館」などに出かけたりすることと、せっかくなので世界大学ランキングのランキング常連校でもある「トロント大学」のキャンパス見学をすることを強くオススメします。

 

なぜなら、あなたが今回の「短期留学」の期間中に、これらの世界大学ランキングのランキング常連校のキャンパス見学を行うということは、あなたの帰国後の英語学習のモチベーションアップに繋がったり、将来やりたいことへの強い意欲が湧いてきたり、あるいは今後の目標が明確になるなど、あなたにとって絶対にプラスに作用すると思うからになります。

 

分かりやすく言うと、日本の大学が、高校生や受験生を対象に行っている「オープンキャンパス」と同じようなモチベーションアップの効果が、このキャンパス見学にはあるという訳なのです。

 

■まとめ

トロント大学①

いかがでしたでしょうか?

 

これから人生はじめての「短期留学」を予定していらっしゃる高校生・大学生の方へ…。

 

本当に高校時代や大学生活は、夢のような貴重な時間になります。

 

今、あなたが期待に胸を膨らませている、はじめて行くあこがれの「短期留学」は本当にすぐに終わってしまいます…。

 

だからこそ、どんな場面でも自分が積極的に動くことが大切なのだと私は思うのです。

 

●「どうかこんな風に少しだけ意識してみてください。」

 

・語学学校の授業では、緊張するけど1番に手を挙げてみる。


・語学学校の週末の休日に、アクティビティや観光ツアーに思い切って一人で参加してみる。

 

・訪れた国の世界大学ランキングの常連大学のキャンパス見学に一人で行ってみる。

 

・授業終わりに先生や他の外国人留学生に話しかけてみる。


・分からないことを隣の席や後ろの席のクラスメイトに聞いてみる。

 

・現地で評判の名物料理のレストランやおしゃれなお店に行ってみる。

 

・留学中に訪れた観光スポットや大学のキャンパス、あと語学学校の留学生仲間や現地の出会った人たちといっぱい写真を撮る。など…。

 

例えば、こんな感じのちょっとした事でも、意識してやってみると結構充実感が出るものなので、きっとあなたにも楽しんでやっていただけると思います。

 

あなたの昔からの夢で憧れの「はじめての海外留学」にせっかく来たんですから、どうかちょっとしたところからでも積極的に行動して、日本にいたころのあなたの何倍も何十倍も充実したかけがえのない「短期留学」を存分に満喫して楽しんでください。

 

最後に、そんな貴重な学生時代に、あなたがはじめて行くあこがれの「短期留学」が無事成功し、帰国後は、あなたが次の海外留学を笑顔で計画されることを心から願っています。

 

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