☆イギリス留学を考えている方へ
2023年07月17日
☆イギリス留学を考えている方へ (改訂版)
いつもお世話になっております。「天白区塩釜口」の㈱プレディオ プラスの伊藤です。
イギリスの「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション THE世界大学ランキング2024」には、108の国と地域の1,904大学が含まれており、これまでで最大かつ最も多様な大学ランキングとなっているそうです。
そのランキングの上位200位までの大学を、国別にランキングしたのが「表② 国別ランキング表」になります。
この2024年版の上位200校の大学のうち、国別の1位がアメリカの56校、2位がイギリスの25校、3位がドイツの21校となっており、アジアのトップは4位の中国で13校、次いで10位の韓国で5校、日本も同じく10位で5校(⇒東京大学/29位、京都大学/55位、東北大学/130位、大阪大学/175位、東京工業大学/191位)となっており、前年の17位の2校から大躍進となりました。
ここでは、THE世界大学ランキングの上位200校の国別大学ランキングの2位のイギリスへの留学を考えていらっしゃる方へ、基本情報だけでもお伝えできたらと思い、今回の特集とさせていただきました。
「表① THE世界大学ランキング2024 TOP10」の内訳を改めて見てみると、アメリカが7校でイギリスが3校となっております。
そのイギリスの代表校であるオックスフォード大学とケンブリッジ大学の2校だけじゃない世界でも指折りの名門大学についてもご紹介していきます。
どうぞ箸休め記事としてお時間があるときにのんびりと眺めてみてください。
そして、いつか行きたいと思っていた留学を、是非このタイミングでいつ行くか具体的に考えてみませんか?
■表① THE世界大学ランキング2024のTOP10大学
順位・大学名・国名 | ①FIT学生数/②スタッフ1人当たりの学生数/③留学生/④女性:男性比/⑤2023年の順位/⑥2022年の順位 |
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1位オックスフォード大学(イギリス) | ①21,750人/②10.9人/③42%/④48:52/⑤1位/⑥1位 |
2位スタンフォード大学(アメリカ) | ①14,517人/②6.4人/③23%/④47:53/⑤4位/⑥3位 |
3位マサチューセッツ工科大学(アメリカ) | ①10,085人/②8.0人/③33%/④41:69/⑤5位/⑥5位 |
4位ハーバード大学(アメリカ) | ①20,050人/②9.0人/③25%/④51:49/⑤2位/⑥2位 |
5位ケンブリッジ大学(イギリス) | ①20,565人/②11.5人/③38%/④48:52/⑤3位/⑥5位 |
6位プリンストン大学(アメリカ) | ①7,753人/②7.3人/③23%/④47:53/⑤7位/⑥7位 |
7位カリフォルニア工科大学(アメリカ) | ①2,240人/②6.1人/③33%/④37:63/⑤6位/⑥2位 |
8位インペリアルカレッジロンドン(イギリス) | ①20,275人/②11.8人/③61%/④42:58/⑤10位/⑥12位 |
9位カリフォルニア大学バークレー校(アメリカ) | ①39,991人/②17.9人/③22%/④52:48/⑤9位/⑥8位 |
10位イエール大学(アメリカ) | ①11,924人/②5.2人/③21%/④51:49/⑤9位/⑥9位 |
■表② THE世界大学ランキング2024 上位200校の国別ランキング
表②は、「THE世界大学ランキング2024」の「上位200校による国別ランキング」になります。
1位 アメリカ | 大学数 56校 (※2023年 1位 アメリカ 58校) |
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2位 イギリス | 大学数 25校 (※2023年 2位 イギリス 29校) |
3位 ドイツ | 大学数 21校 (※2023年 3位 ドイツ 22校) |
4位 中国 | 大学数 13校 (※2023年 5位 中国 10校) |
5位 オーストラリア | 大学数 11校 (※2023年 4位 オーストラリア 11校) |
5位 オランダ | 大学数 11校 (※2023年 5位 オランダ 10校) |
7位 カナダ | 大学数 8校 (※2023年 7位 カナダ 7校) |
8位 スイス | 大学数 7校 (※2023年 7位 スイス 7校) |
9位 スウェーデン | 大学数 6校 (※2023年 10位 スウェーデン 5校) |
10位 韓国 | 大学数 5校 (※2023年 9位 韓国 6校) |
10位 フランス | 大学数 5校 (※2023年 10位 フランス 5校) |
10位 香港 | 大学数 5校 (※2023年 10位 香港 5校) |
10位 日本 | 大学数 5校 (※2023年 17位 日本 2校) |
14位 ベルギー | 大学数 4校 (※2023年 13位 ベルギー 4校) |
15位 イタリア | 大学数 3校 (※2023年 14位 イタリア 3校) |
15位 デンマーク | 大学数 3校 (※2023年 14位 デンマーク 3校) |
17位 シンガポール | 大学数 2校 (※2023年 17位 シンガポール 2校) |
18位 スペイン | 大学数 1校 (※2023年 14位 スペイン 3校) |
18位 オーストリア | 大学数 1校 (※2023年 17位オーストリア 2校) |
18位 台湾 | 大学数 1校 (※2023年 20位 台湾 1校) |
18位 アイルランド | 大学数 1校 (※2023年 20位 アイルランド 1校) |
18位 ノルウェー | 大学数 1校 (※2023年 20位 ノルウェー 1校) |
18位 南アフリカ | 大学数 1校 (※2023年 20位 南アフリカ 1校) |
18位 ロシア | 大学数 1校 (※2023年 20位 ロシア 1校) |
18位 フィンランド | 大学数 1校 (※2023年 20位 フィンランド 1校) |
18位 ニュージーランド | 大学数 1校 (※2023年 ー位 ー校) |
18位 マカオ | 大学数 1校 (※2023年 ー位 ー校) |
ー | 大学数 ー校 (※2023年 20位 サウジアラビア 1校) |
合計 | 大学数 200校 (※2023年 合計 200校) |
■イギリスの基本概要
①イギリスの正式国名
イギリスの正式名称が「The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland」(グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国) であることはご存知でしょうか。
そのため、日本人の多くの方は、イギリスを英語ではイングランドと呼ばれると思われている方も多いかもしれませんが、正確にはそれも間違いになります。
なお、イギリスは日本だけの俗称となり、ほかの国では「United Kingdom(ユナイテッドキングダム) ⇒(略してUK)」とか「Great Britain(グレートブリテン) ⇒(略してGB)」と呼ばれています。
ただし、GB(グレートブリテン)は、国名ではなくいわゆる地理的名称のことで、北アイルランドを除いたイングランド、スコットランド、ウェールズを合わせた3つの王国のまとまりをGBと言います。
つまり、「UK(ユナイテッドキングダム)-北アイルランド=GB(グレートブリテン)」となります。
そのため、いわゆる日本人がイメージするイギリスは、一般的には「United Kingdom(ユナイテッドキングダム) ⇒(略してUK)」と呼ぶと覚えておくと良いかもしれません。
「イギリス」は、①イングランド、②スコットランド、③ウェールズ、④北アイルランドの「4つの王国の連合国家」になります。
それらの4つの王国(国とか地域と呼ばれることもあります)は、民族がそれぞれ異なっており、それぞれのアイデンティティを有していて独自の言語も存在します。
「英語」はイングランドの言語で、もちろん他の3つの王国でも使われますが、その他に「スコットランド語」、「ウェールズ語」、「アイルランド語」の4つの公用語が存在しています。
②概要
イギリスの人口は、2023年4月現在で約6,770万人で、国土面積は約24万3,610平方kmです。
また、日本からの時差は-9時間 (サマータイム時は-8時間)。
なお、イギリスの大学総数は約100大学余りしかないそうですが、世界の中でも指折りの名門大学がたくさんあって、そのほとんどが国立(王立)大学なんだそうです。
そして、イギリスの大学は3年制、大学院は1年制で卒業できることも大きな特徴の一つと言えます。
あと、人種は、白人84.8%・アジア系8%・黒人3.5%・その他3.7%(2019年時点)。
宗教は、キリスト教67.3%・イスラム教3.2%・無宗教23.9%(2019年時点)になっているそうです。
為替レートは、1GBP=約181.4円(2023年7月18日現在)。
電源コンセントプラグはBFタイプ(日本・アメリカ・カナダはAタイプ、オーストラリア・ニュージーランドはOタイプ)。
※参考データとして、日本の人口は約1億2,451万人で、国土面積が約37万8,000平方kmです。ちなみに日本の大学数は約793校(四年制)になります。
そして、アメリカの人口は約3億4,000万人で、国土面積約985万平方km、アメリカの大学数は約2,679校(四年制)だそうです。
■表③ THE世界大学ランキング2024による「イギリスの大学TOP31」のランキングデータ
表③は、「THE世界大学ランキング2024」の「イギリスの大学TOP31校」になります。
順位・大学名 | ①FIT学生数/②スタッフ1人当たりの学生数/③留学生/④女性:男性比/⑤THE世界大学ランキング2024の順位/⑥★印はラッセルグループ24校 |
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1.オックスフォード大学 | ①21,750人/②10.9人/③42%/④49:51/⑤1位/⑥★ |
2.ケンブリッジ大学 | ①20,565人/②11.5人/③38%/④48:52/⑤5位/⑥★ |
3.インペリアル・カレッジ・ロンドン | ①20,275人/②11.8人/③61%/④42:58/⑤8位/⑥★ |
4.ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン | ①41,110人/②11.3人/③61%/④59:41/⑤22位/⑥★ |
5.エディンバラ大学 | ①33,940人/②11.5人/③46%/④61:39/⑤30位/⑥★ |
6.キングス・カレッジ・ロンドン | ①32,835人/②13.9人/③53%/④63:37/⑤38位/⑥★ |
7.ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス | ①11,945人/②12.6人/③72%/④56:44/⑤46位/⑥★ |
8.マンチェスター大学 | ①40,725人/②15.6人/③45%/④56:44/⑤51位/⑥★ |
9.ブリストル大学 | ①27,335人/②14.8人/③31%/④55:45/⑤81位/⑥★ |
10.グラスゴー大学 | ①32,270人/②14.4人/③43%/④59:41/⑤87位/⑥★ |
11.サウサンプトン大学 | ①19,920人/②13.0人/③35%/④51:49/⑤97位/⑥★ |
12.バーミンガム大学 | ①32,625人/②15.2人/③32%/④58:42/⑤101位/⑥★ |
13.シェフィールド大学 | ①27,860人/②15.4人/③40%/④53:47/⑤105位/⑥★ |
14.ウォーリック大学 | ①24,905人/②14.4人/③44%/④50:50/⑤106位/⑥★ |
15.リーズ大学 | ①33,450人/②14.4人/③32%/④59:41/⑤129位/⑥★ |
■イギリスの大学TOP31 (16位~31位)
順位・大学名 | ①FIT学生数/②スタッフ1人当たりの学生数/③留学生/④女性:男性比/⑤THE世界大学ランキング2024の順位/⑥★印はラッセルグループ24校 |
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16.ノッティンガム大学 | ①33,520人/②16.0人/③27%/④54:46/⑤130位/⑥★ |
17.ロンドンのクインメアリー大学 | ①22,205人/②22.2人/③34%/④61:39/⑤135位/⑥★ |
18.ヨーク大学 | ①19,505人/②16.1人/③31%/④56:44/⑤147位/⑥★ |
19.リバプール大学 | ①25,955人/②14.2人/③32%/④56:44/⑤168位/⑥★ |
19.ニューキャッスル大学 | ①25,650人/②14.8人/③26%/④53:47/⑤168位/⑥★ |
21.ダラム大学 | ①19,575人/②14.0人/③32%/④54:46/⑤174位/⑥★ |
22.エクセター大学 | ①27,190人/②16.6人/③28%/④53:47/⑤177位/⑥★ |
23.カーディフ大学 | ①28,815人/②15.0人/③27%/④58:42/⑤190位/⑥★ |
24.アバディーン大学 | ①12,755人/②15.3人/③40%/④58:42/⑤201-250位 |
25.レスター大学 | ①14,000人/②13.9人/③31%/④54:46/⑤201-250位 |
26.クイーンズ大学ベルファスト | ①20,895人/②17.2人/③41%/④57:43/⑤201-250位/⑥★ |
27.レディング大学 | ①15,945人/②16.6人/③31%/④55:45/⑤201-250位 |
28.サセックス大学 | ①17,640人/②17.3人/③34%/④55:45/⑤201-250位 |
29.バース大学 | ①15,280人/②15.8人/③31%/④45:55/⑤251-300位 |
30.イーストアングリア大学 | ①16,475人/②14.3人/③21%/④57:43/⑤251-300位 |
31.ラフバラ大学 | ①16,110人/②13.9人/③25%/④40:60/⑤251-300位 |
■表④ THE世界大学ランキング2024による「日本の大学TOP15」のランキングデータ
「表③ イギリスの大学TOP31」のランキングデータと「表④ 日本の大学TOP15」の同ランキングデータを比べてみると、改めてそのレベルの高さに驚いてしまいます。
順位・大学名 | ①FIT学生数/②スタッフ1人当たりの学生数/③留学生/④女性:男性比/⑤THE世界大学ランキング2024の順位 |
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1.東京大学 | ①26,345人/②10.3人/③15%/④該当なし/⑤29位 |
2.京都大学 | ①21,817人/②9.0人/③11%/④25:75/⑤55位 |
3.東北大学 | ①17,409人/②11.8人/③12%/④28:72/⑤130位 |
4.大阪大学 | ①22,274人/②10.8人/③10%/④32:68/⑤175位 |
5.東京工業大学 | ①9,928人/②9.6人/③17%/④16:84/⑤191位 |
6.名古屋大学 | ①15,224人/②13.0人/③12%/④30:70/⑤201-250位 |
7.九州大学 | ①18,220人/②7.7人/③13%/④28:72/⑤301-350位 |
8.北海道大学 | ①17,659人/②8.2人/③10%/④29:71/⑤351-400位 |
9.筑波大学 | ①15,506人/②12.1人/③16%/④38:62/⑤351-400位 |
10.東京医科歯科大学 | ①2,990人/②4.4人/③12%/④57:43/⑤401-500位 |
11.会津大学 | ①1,221人/②11.5人/③12%/④11:89/⑤601-800位 |
12.広島大学 | ①14,590人/②7.6人/③10%/④38:62/⑤601-800位 |
13.順天堂大学 | ①6,579人/②5.0人/③3%/④54:46/⑤601-800位 |
14.慶應義塾大学 | ①33,577人/②10.2人/③8%/④36:64/⑤601-800位 |
15.神戸大学 | ①15,333人/②10.2人/③7%/④35:65/⑤601-800位 |
■表⑤ 国別日本人留学生数 TOP6
順位・国名 | 年間の留学生数・その割合 |
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1位 アメリカ | 17,642人 21.9% |
2位 オーストラリア | 16,426人 20.4% |
3位 カナダ | 13,725人 17.0% |
4位 フィリピン | 8,232人 10.2% |
5位 イギリス | 6,480人 8.0% |
6位 ニュージーランド | 5,801人 7.2% |
■イギリス留学のメリットとデメリット
イギリスは、留学先として人気のイメージがあるかもしれませんが、意外とアメリカやオーストラリア、カナダなどの他の欧米圏に比べると日本人が少ない留学先と言えます。
英語の本場はなんといってもイギリスです。そのうえ、上記の通り、世界トップレベルの大学がアメリカに次いで数多く存在しています。
「イギリス留学」に興味がある人にとっては、とってもおすすめな国ですよ。
①イギリス留学のメリット
●本場のイギリス英語が身につく
●比較的治安が良い
●日本人が少ないので必然的に英語を使う
●名門大学が多く存在し教育水準が高い
●世界各国の留学生と交流できる
●多様な文化を体験できる
●欧州の周辺国へ気軽に旅行できる
●アートや音楽、サッカーなどエンタメが豊富
●条件を満たせば2年の就労ビザが得られる など
②イギリス留学のデメリット
●イギリス英語に慣れるのに時間がかかる
●食事のクオリティが高くない
●留学に高いレベルの英語力を求められる
●物価が高い
●日本人が少なく、人によっては寂しいかも
●天候があまり良くない
●軽犯罪が多い など
③こんな人におすすめ
●向上心のある人
●本場で英語力を伸ばしたい人
●異文化コミュニケーション力を高めたい人
●高いレベルの専門分野を学びたい人
●ヨーロッパの周辺国に行ってみたい人
●アートや音楽、建築、スポーツなどを楽しみたい人
●世界の留学生と友達になりたい人 など
■ラッセルグループの24大学
イギリスには、アメリカの「アイビーリーグ」やオーストラリアの「グループ・オブ・エイト(G8)」、日本の「旧帝国大学(旧帝)」のような研究系の名門大学群として「ラッセルブループ」というものがあります。あくまでも参考程度になりますが、どの大学も毎年、イギリスの大学ランキングにランクインしている人気の名門大学になります。
それでは、イギリスの名門大学群の「ラッセルグループ」加盟24校を、ランキング順に一緒に見てまいりましょう。
■イギリス「ラッセルグループ24校」 (①~④の大学)
①( 1位)オックスフォード大学
オックスフォード大学は、イギリスの大学都市、オックスフォードに所在する総合大学です。オックスフォード大学のウィキペディアによると、11世紀の末に大学の礎が築かれていることから、現存する大学としては世界で3番目に古く、英語圏では最古の大学であり、イギリス国内で双璧のケンブリッジ大学と共に「オックスブリッジ」としてイギリス最高峰の大学として並び称されています。各種の世界大学ランキングで1位の大学に選ばれるなど(例えば「タイムス・ハイヤー・エデュケーション」のTHE世界大学ランキングでは、8年連続で1位)、ハーバード大学、ケンブリッジ大学、マサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学と共に世界トップ5大学として知られています。また、多くの政治家や学者を輩出し、政治家では28人のイギリス首相、30人以上の各国元首、73人のノーベル賞受賞者、150人以上のオリンピックメダリストなどがオックスフォードの出身だそうです。オックスブリッジのライバルで大学都市である、ケンブリッジ市内中心部にあるケンブリッジ大学はよく「町の中に大学がある」と言われるのに対し、市内中心部を諸カレッジの壁面が覆うことよりオックスフォード大学が「大学の中に町がある」と称されています。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT110以上、IELTS7.0~7.5以上となっています。
②( 5位)ケンブリッジ大学
ケンブリッジ大学は、イギリスの大学都市ケンブリッジに所在する総合大学であり、イギリス伝統のカレッジ制を特徴とする世界屈指の名門大学になります。ケンブリッジ大学のウィキペディアによると、英語圏ではオックスフォード大学と共に「オックスブリッジ」としてイギリス最高峰の大学として並び称され、中世に創設されて以来、長い歴史を持っています。また、ハーバード大学、オックスフォード大学、マサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学と共に世界トップ5大学として知られています。そのため、ケンブリッジ大学のノーベル賞受賞者の人数は120人(世界2位)、9人のチューリング賞受賞者を誇るそうです。あと、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、アフリカ各国からの留学生も多く、日本からの留学生も毎年十数人~数十人規模となっているそうです。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT100以上、IELTS7.0以上、GPAは3.7以上となっています。
③( 8位)インペリアル・カレッジ・ロンドン(ICL)
インペリアル・カレッジ・ロンドン(略称: ICL)は、イギリス・ロンドンに本部を置く英国屈指の理工系名門大学になります。インペリアル・カレッジ・ロンドンのウィキペディアによると、THE世界大学ランキング2024で世界第8位にランクインしており、欧州ではオックスフォード大学、ケンブリッジ大学に続く第3位になります。イギリスのエリート大学群「ゴールデン・トライアングル」の1校でもあります。メインキャンパスは、ロンドンで高級住宅街として知られるケンジントン・アンド・チェルシー区サウス・ケンジントンに位置し、周囲にはケンジントン宮殿、ロイヤル・アルバート・ホール、ハロッズ本店などがあります。これまでに、14人のノーベル賞受賞者、3人のフィールズ賞受賞者などを輩出しているそうです。また、元々はロンドン大学のカレッジの1つでしたが、創立100周年にあたる2007年7月にロンドン大学から独立した大学となったそうです。あと、日本との関係では、東京大学、東京医科歯科大学などと学術協定を結んでおり、概ね日本人留学生数は各年度10名弱で推移しているのだそうです。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT92以上、IELTS6.5以上となっています。
④( 22位)ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)
ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(略称UCL )は、イギリスのロンドン市中心部ブルームズベリー及びカナリー・ワーフにキャンパスを置く、イギリスの総合大学です。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのウィキペディアによると、UCLは全英屈指の名門校として知られ、世界大学ランキングでは最上位の常連校になります。最新版のQS World University Rankings 2024では、世界第9位にランクインしています。イギリスのエリート大学群「ゴールデン・トライアングル」の1校でもあります 。建学の父である哲学者ジェレミ・ベンサムの「すべての人に開かれた大学を」という理念のもと、1826年に創設されました。また、UCLはロンドン大学連合の旗艦校として設立され、現在ではロンドン大学を構成する他の教育・研究機関同様、独立して学位を授与していているそうです。それから、イギリスの名門研究大学連盟ラッセル・グループ、およびヨーロッパ研究大学連盟 (LERU) にも加盟しています。そのためもあってか、現在までに、卒業生・教員・創立者から計30人のノーベル賞受賞者と3人のフィールズ賞受賞者を輩出しています。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT92以上、IELTS6.5以上となっています。
※(○○位)は「THE世界大学ランキング2024」の順位です。
■イギリス「ラッセルグループ24校」 (⑤~⑧の大学)
⑤( 33位)エディンバラ大学
エディンバラ大学は、イギリスのスコットランドの首都エディンバラに所在する国立大学です。エディンバラ大学のウィキペディアによると、設立年は1583年と英語圏で6番目に古い大学だそうです。また、オックスブリッジと共に古代大学群に所属し、さらにイギリスの名門大学群、ラッセル・グループにも所属する国内最高峰の研究・教育機関の一つでもあります。なお、スコットランドに所在する大学でラッセルグループに所属しているのはエディンバラ大学とグラスゴー大学のみになります。これまでに21名のノーベル賞受賞者とアーベル賞受賞者1名を輩出しているそうです。そして主な卒業生に物理学者のマクスウェル、哲学者のヒューム、数学者のベイズ、医学者のリスター、小説家のコナン・ドイル、ウォルター・スコット、発明家のベル、第74代英国首相のゴードン・ブラウン、タンザニア初代首相のジュリウス・ニエレレなどの有名どころがおり、それから中退ですが自然科学者のダーウィンもエディンバラ大学に通っていたそうです。留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT92以上、IELTS6.5以上となっています。
⑥( 38位)キングス・カレッジ・ロンドン(KCL)
キングス・カレッジ・ロンドン (略称KCL)は、イギリス・ロンドンの国立大学でロンドン大学の加盟校です。日本ではロンドン大学キングス・カレッジとも呼ばれています。キングス・カレッジ・ロンドンのウィキペディアによると、これまで14名のノーベル賞受賞者を輩出するイングランドでは4番目に古い名門大学だそうです。キングス・カレッジ・ロンドンは、ロンドンに5つのキャンパスを持つ総合大学で、ロンドン大学のカレッジの中で最大規模を誇るそうです。また、フローレンス・ナイチンゲールがで世界初の看護学校を設立したことも有名で、その背景もあり医学系の学科、特に看護学や歯学の分野で非常に評価が高く、世界ランキングで常にトップ5に位置しているそうです。そして、トップ大学グループを示すのゴールデントライアングルの一校で、また、ラッセル・グループのメンバーでもあります。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT92~109以上、IELTS6.5~7.5以上となっています。
⑦( 46位)ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(略称:LSE)は、社会科学に特化した、ロンドン大学を構成するカレッジの1つになります。ただし、ロンドン大学を構成する他のカレッジと同様に、通常は独立した個別の大学として扱われていています。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスのウィキペディアによると、LSEはロンドン中心部のオールドウィッチにキャンパスを構え、1900年にロイヤル・ホロウェイと共にロンドン大学のカレッジに加盟しました。現在までに卒業生、教員、創立者から計19人のノーベル賞受賞者と53人の各国首相・大統領・国家元首などを輩出しているそうです。そして、世界各国から留学生が集うロンドン・スクール・オブ・カレッジには日本人学生も多数在籍しているそうです。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT100以上、IELTS7.0以上となっています。
⑧( 51位)マンチェスター大学(UoM)
マンチェスター大学 (略称UoM)は、イギリス第3の都市マンチェスターにある国立総合大学になります。マンチェスター大学のウィキペディアによると、マンチェスター大学は、英国版アイビー・リーグとも呼ばれる大規模研究型大学連盟、ラッセル・グループの創立メンバーであり、さらにオックスブリッジを含む研究集約型エリート大学トップ5校(オックスブリッジ, UCL, ICL, UoM)を括る、ゴールデン・ダイヤモンドの一校でもあります。また、マンチェスター大学は、研究者や教授陣、卒業生から現在までに25名のノーベル受賞者を輩出している名門大学になります。あと、ユネスコ世界遺産のジョドレルバンク天文台を保有していることでも有名です。それから、マンチェスター大学図書館は、イギリスに5か所しか存在しない「英国研究図書館」の一つで、400万冊以上の書物や85万冊を超える電子書籍を所蔵しているそうです。ジョン・ライランズ図書館は1899年に完成したヴィクトリア朝後期のネオゴシック様式の建物であり、現在英国で3番目に大きい学術図書館になるのだそうです。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT80~100以上、IELTS6.5以上となっています。
※(○○位)は「THE世界大学ランキング2024」の順位です。
■イギリス「ラッセルグループ24校」 (⑨~⑫の大学)
⑨( 81位)ブリストル大学
ブリストル大学は、ブリストル市に本部を置くイギリスの公立大学になります。ブリストル大学のウィキペディアによると、1876年創立、1909年大学設置になります。 卒業生・在籍者・教職員から13人のノーベル賞受賞者を輩出する、伝統ある名門校の一つになります。また、ブリストル大学は、イギリスの研究型大学連合「ラッセル・グループ」の加盟校として、またヨーロッパ大学連盟である「コインブラ・グループ」の加盟校として発展してきました。そして、ブリストル大学は英国で最初に女子に門戸を開いた大学になるのだそうです。さらにイギリス大手企業がもっとも求める人材を輩出する大学トップ3にも選ばれたこともあり、国際的に最も影響力のある大学の一つとして世界で認められているそうです。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT85以上、IELTS6.5以上となっています。
⑩( 87位)グラスゴー大学
グラスゴー大学(略称UofG)は、スコットランドのグラスゴーに本部を置くの国立大学です。キャンパスは、グラスゴー市内を見渡す高台であるギルモアヒルにゴシック様式の美しい校舎を持ち、スコットランドの観光名所となっています。グラスゴー大学のウィキペディアによると、1451年に設置され、570年以上の歴史がある名門大学の一つで、英語圏では四番目に古い大学で、オックスフォード大学やケンブリッジ大学と共に、7つある古代大学群に属しています。また、英国のアイビー・リーグとも言われている研究型大学群、ラッセル・グループの一員であり、創立メンバーでもあるそうです。そして、グラスゴー大学は、今までに7名のノーベル賞受賞者を輩出している名門大学でもあります。あと、中世から高位聖職者を輩出し、近世では、蒸気機関の改良や電力単位のワット(W)で知られるジェームズ・ワット、経済学の祖であり国富論を著したアダム・スミス、物理学者のウィリアム・トムソンなど歴史上の重要人物も多く輩出しているそうです。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT90以上、IELTS6.5以上となっています。
⑪( 97位)サウサンプトン大学
サウサンプトン大学は、イングランド南部の海沿いの街サウサンプトンに本部を置くイギリスの国立大学です。サウサンプトン大学のウィキペディアによると、1862年に設立されたイギリスの大規模研究型大学グループ、ラッセル・グループに所属しており、世界大学ネットワークの創設メンバーでもあるそうです。メインのキャンパスはハイフィールドで、サウサンプトンの中心から北に車で10分程度のところに位置しているそうです。また、緑豊かなメインキャンパス内には、新設された教育施設を囲むように多様なタイプの寮が点在している他、複数のパブやカフェ、劇場やアートギャラリーがあります。150万冊以上の蔵書数を誇る図書館本部やコンピュータ施設は学期中24時間オープンしているそうです。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT92以上、IELTS6.5以上となっています。
⑫(101位)バーミンガム大学
バーミンガム大学は、イギリス・バーミンガムの国立大学で、ラッセル・グループ加盟校になります。バーミンガム大学のウィキペディアによると、メインキャンパスは、バーミンガム市中心から約3マイル南西に離れたエジバストンに位置しています。「オールド・ジョー」の愛称で知られるチェンバレン記念時計塔は、世界最大の時計塔であり、バーミンガム市長や国会議員を経験したジョゼフ・チェンバレンがバーミンガム大学の創設者とされることに由来するそうです。バーミンガム大学はこの「オールド・ジョー」を中心に整備された美しいキャンパスを有しています。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT80以上、IELTS6.0以上となっています。
※(○○位)は「THE世界大学ランキング2024」の順位です。
■イギリス「ラッセルグループ24校」 (⑬~⑯の大学)
⑬(105位)シェフィールド大学(TUOS)
シェフィールド大学(略称TUOS)は、イギリス・イングランドの中部地方に位置するサウス・ヨークシャー州シェフィールド市を拠点とする国立大学になります。シェフィールド大学のウィキペディアによると、イギリスの大規模研究型大学24校で構成されるラッセル・グループの一員であり、赤レンガ大学群にも所属しています。シェフィールド大学は、これまでにペニシリンの抽出でノーベル生理学・医学賞を受賞したハワード・フローリー、フラーレンの発見でノーベル化学賞を受賞したハロルド・クロトーなど大学関係者から8人のノーベル賞受賞者を輩出している名門大学でもあります。また、シェフィールド大学のメインキャンパスは、いわゆるキャンパス・ユニバーシティではなく、建物がひとつの場所に集中しておらず、殆どの建物はそれぞれ近くに立地しています。大学の中心は、シェフィールド市街中心地から西に1.6キロのところにあり、そこには大学関係の建物が1.6キロに渡り連なって建っています。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT80以上、IELTS6.5以上となっています。
⑭(106位)ウォーリック大学(UoW)
ウォーリック大学(略称 UoW)は、英国, イングランドのウェスト・ミッドランズ州コヴェントリー市にある国立総合大学になります。ウォーリック大学のウィキペディアによると、ウォーリック大学は1965年に設立された新設大学でありながら、世界大学ランキングでは世界トップ100に入る名門校で、イギリス版アイビー・リーグとも呼ばれる研究型大学連合、ラッセル・グループの加盟校にもなっています。ウォーリック大学のキャンパスは、コヴェントリー市街地から南西に約5.5km、ウォーリックシャー州との州境に広大な敷地と3つのキャンパスがありますが、実は、校名の由来となっているウォーリック の街はキャンパスから南西に約13kmほども離れているのだそうです。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT92以上、IELTS6.5以上となっています。
⑮(129位)リーズ大学
リーズ大学は、英国ウェスト・ヨークシャー州リーズ市にある国立大学です。リーズ大学のウィキペディアによると、2017年9月から2018年6月に日本の皇族である、秋篠宮さまの次女の佳子さまが本学に留学していたそうです。リーズ大学は、英国を代表する名門大学群、ラッセル・グループのメンバーであり、20世紀初頭に設立された赤レンガ大学にも属しています。リーズ大学は、QS世界ランキングでは世界の大学トップ100位前後にランクしていて、ノーベル賞受賞者も2名輩出している名門大学になります。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT86以上、IELTS6.0以上となっています。
⑯(130位)ノッティンガム大学
ノッティンガム大学は、イギリスのノッティンガム市にキャンパスを置く、1881年設立の大規模研究型の国立大学になります。ノッティンガム大学のウィキペディアによると、設立当初はロンドン大学のカレッジでしたが、1948年にノッティンガム大学として独立しました。また、ノッティンガム大学は、国内最高峰の大学群として認識されているラッセル・グループおよびウーニウェルシタース 21に加盟しています。また、ノーベル賞受賞者は3人を輩出しているそうです。あと、ノッティンガム大学は。アジア・パシフィック地域との連携強化のため、マレーシア・中国にもキャンパスを開校し、イギリスの中でもグローバル度の高い一流名門大学であるそうです。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT87以上、IELTS6.5以上となっています。
※(○○位)は「THE世界大学ランキング2024」の順位です。
■イギリス「ラッセルグループ24校」 (⑰~⑳の大学)
⑰(135位)ロンドンのクイーンメアリー大学(QMUL)
ロンドン大学クイーン・メアリー(略称QMUL)は、ロンドン大学群を構成するカレッジのひとつになります。クイーン・メアリー大学のウィキペディアによると、英国最古の医学学校等をルーツに持つようです。ロンドン大学を構成する他のカレッジと同様に、独立した大学として運営されており、独自の学位を授与しているそうです。また、現在までに9名のノーベル賞受賞者を関係者から輩出しており、英国名門の研究型大学で構成されるラッセル・グループのメンバーでもある同校は、英国トップクラスの高等教育・研究機関として国際的にも広く認知されています。メイン校舎のマイル・エンド・キャンパスはロンドンで最大の設備を完備したキャンパスで、その他に4つのキャンパスを市内に所有しているそうです。あと、クイーン・メアリー大学は、2012年に行われた全英学生調査において、大ロンドン管轄内の大学で学生満足度第1位を獲得するなど、学生の満足度も非常に高いカレッジとして有名でなんだそうです。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBTは調べましたが不明でした。IELTS6.0~7.0以上となっています。
⑱(147位)ヨーク大学
ヨーク大学は、イギリスノース・ヨークシャー州ヨーク市に本部を置くイギリスの公立大学になります。ヨーク大学のウィキペディアによると、1963年設立された比較的新しい(1965年設立のウォーリック大学同様で)イギリスの研究型大規模大学で構成するラッセル・グループ加盟校の一つになります。また、北部イングランドを代表する大学でもあり、イギリスの大学ランキングでは常にトップ20に入る名門大学になります。ヨーク大学のメインキャンパスは、ヨーク市の外れのヘスリントンにあります。市の中心から約2.5km、緑に囲まれた湖周辺に位置しています。そして、市の中心街にあるキングズ・マナーキャンパスには、英語学科、歴史学科の一部、考古学科が置かれています。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT83以上、IELTS6.5以上となっています。
⑲(168位)ニューキャッスル大学(NCL)
ニューカッスル大学 (略称NCL)はダラム大学の医学科が独立し、ニューカッスル・アポン・タイン市に創設された公立の大学になります。ニューキャッスル大学のウィキペディアによると、赤レンガ大学群に所属し、また、イギリスの研究大学で構成されるラッセル・グループにも所属しています。ニューキャッスル大学は、イングランド北部の都市ニューカッスル・アポン・タイン市の歴史的な町の中心部に位置し、美しい田園風景とイングランドの北東部のノーザンバーランドの沿岸へもすぐの好立地となっています。また、 2008年にはニューカッスル大学の海洋学部がシンガポールに海外学部を開設し、医学部をマレーシアに開設し、アジア進出も行っているそうです。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT64以上、IELTS6.0以上となっています。
⑳(168位)リバプール大学(UOL)
リヴァプール大学 (略称UOL) は、イギリス・イングランド北西部の都市リヴァプールにある研究集約型の国立大学です。リバプール大学のウィキペディアによると、1881年に設置され、 イギリス国内のハイレベル研究型公立大学24校による構成団体であるラッセル・グループおよび赤レンガ大学群の一校としても知られています。これまで9人のノーベル賞受賞者を輩出している名門校でもあります。リバプール大学は、世界初の建築学科を創設した大学でもあるそうです。また、建築学以外でも、商学や医学、薬学、化学等などの分野においても研究成果を挙げているそうです。あと、ヨーロッパ屈指の最新設備を備えた教育研究所を有し、ヨーロッパ最大級の歯科医研修施設もあるそうです。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT88~89以上、IELTS6.0以上となっています。
※(○○位)は「THE世界大学ランキング2024」の順位です。
■イギリス「ラッセルグループ24校」 (㉑~㉔の大学)
㉑(174位)ダラム大学
ダラム大学は、イギリスの大学都市であるダラム州・ダラム市及びストックトン・オン・ティーズ市にキャンパスを置く、国立の研究型総合大学です。ダラム大学のウィキペディアによると、ダラム大学は1832年に設立され、イギリス伝統のカレッジ制を特徴とする英国を代表する名門大学になります。また、英国版アイビー・リーグとも呼ばれる大規模研究型大学連盟、ラッセル・グループの加盟校であり、また欧州を代表する名門大学が加入しているヨーロッパ大学連盟であるコインブラ・グループの加盟校でもあります。なお、ダラム大学は、1832年に議員立法により設立されました。そして、ダラム大学はこの設立年をもって「イングランドに現存する教育機関においてオックスフォード大学、ケンブリッジ大学に次ぎ、3番目に古い伝統を持つ大学」とされているそうです。あと、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT92以上、IELTS6.5以上となっています。
㉒(177位)エクセター大学
エクセター大学はイギリスのデヴォン州、エクセターにある国公立大学です。エクセター大学のウィキペディアによると、イギリスの大規模研究型大学連合であるラッセル・グループの加盟校であり、競争率が高い人気校の1つになっています。エクセター大学は、特に、人文科学・社会科学が有名で、通常の学部の他に演劇学部なども存在するそうです。また、著名な卒業生の一人に、J・K・ローリング - 作家(ハリー・ポッター作者)もいるそうです。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBTは調べましたが不明でした。IELTS6.5以上となっています。
㉓(190位)カーディフ大学
カーディフ大学は、カーディフ(ウェールズ)に本部を置くイギリスの国立大学になります。カーディフ大学のウィキペディアによると、カーディフ大学は1883年創立され、イギリスの研究重点大学から構成されるグループである、ラッセル・グループに所属しています。また、2004年8月1日、ウェールズ大学との合併を機にウェールズ大学より独立しています。現在は、ウェールズ大学の提携機関となっているそうです。 そして、それまではカーディフ大学の呼称を併せて使用しつつもウェールズ大学の構成大学として、同大学の学位を授与していましたが、2004年の入学者より医学部を除きカーディフ大学の名前の下、学位を授与しているそうです。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBTは調べましたが不明でした。IELTS6.5以上となっています。
㉔(201-250位)クィーンズ大学ベルファスト(QUB)
クィーンズ大学ベルファスト(略称QUB)は、北アイルランドのベルファストにある大学になります。クイーンズ大学ベルファストのウィキペディアによると、プロテスタント系のトリニティ・カレッジに対して、カトリック系のアイルランド大学の一部であったそうです。また、クイーンズ大学ベルファストは、イギリスのトップレベル大学で構成されたラッセル・グループに所属しています。そして、アイルランドのオックスブリッジ(オックスフォード大学&ケンブリッジ大学)と呼ばれている北アイルランドの名門大学となっていて、イギリスでは9番目に古い大学になるそうです。あと、クーンズ大学ベルファストは、アイルランド大統領やノーベル賞受賞者3名も輩出しているそうです。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBTは調べましたが不明でした。IELTS6.0以上となっています。
※(○○位)は「THE世界大学ランキング2024」の順位です。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は「イギリスへの留学」について特集してみましたが、まだまだ海外の大学には魅力的な大学がたくさんあります。
特に今年は、長かった新型コロナによる規制がようやく解除され、今まで新型コロナ禍で留学に行きたくても行けなかった人たちが、満を持して通常の留学はもちろん、短期留学や旅行を計画する人たちも大幅に増えると考えられます。
「イギリスに留学したいなぁ。でもアメリカにカナダ、オーストラリアやニージューランドとかも…気になるなぁ。」などなど。
あなたが海外留学に興味を持ったら、是非とも、あなた自身で「留学したい国」、「留学奨学金制度」や「留学に役立つ資格」、「大学の留学プログラム」や「大学の協定校」、「実際に留学に行くタイミング」や「親御さんへの留学の同意の取り方」なども含めていろいろと調べてみてください。
本当に大学生活は夢のような貴重な時間です。
今回特集しました「イギリス留学を考えている方へ」だけでは、あなた自身の求めているぴったりの大学を探すことはとても難しいと思いますが、しっかりと情報収集を行い、充実した運命的な留学先に出会え、あなたの光り輝くキャリアが構築されますことを心よりお祈り申し上げます。
■「箸休め記事一覧」
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