☆「留学希望の学生」が親の同意を得る方法
2023年11月14日
☆「留学希望の学生」が親の同意を得る方法
いつもお世話になっております。「天白区塩釜口」の㈱プレディオ プラスの伊藤です。
さて、実直的な話、高校生・大学生の皆さんが、自身の「海外留学の夢」を諦めてしまう理由のひとつに「親 (保護者)の反対」があります。
そこで、今回の特集記事は「留学希望」の高校生・大学生の方が、親御さんから「留学の同意を得る方法」の “一例” についてお話させていただきたいと存じます。そう、今回の特集は、あくまでも “一例” のご紹介になります。
実直的な話、ある日突然「海外留学したい」という子どもの想いに対し、「いってらっしゃい!」とすんなり受け入れてくれる親は少なく、むしろ反対されたり、快くOKしてくれなかったりというのが多数派であり、一般的なのだと思います。
何故なら「海外留学」にはそれなりのまとまった費用がかかるうえに、今まで海外に親しみのなかった親御さんなら、分からないことだらけのため警戒心も強く、ましてや自分の子どものことを心配するのは当然のことでしょう。 あなたが「海外留学」を実行に移すには、まず親御さんがどのような理由で反対しているのかを理解することが第一歩になるのだと思います。
しかし、つい留学に行きたい気持ちが高まってくると、反対される度に「どうして分かってくれないの!」とイライラが募り、ときに感情的になりますよね。それでついヒートアップして口論になってしまったり、ひたすら懇願したところで、状況はさらに悪い方向へ泥沼化してしまうことも考えられるのです。
そのため、その感情的で無理やりの「説得」や「納得」させようとする行為は、あまり有効的な方法ではないと言える訳です。
そこで一旦冷静になって、「あなたの夢である留学」を叶えるために、以下の①~⑩の項目について深く考えて、しっかりと計画して準備し、親御さんへその思いをしっかりと伝える対策を立てることが重要なのだと思います。
「あなたの留学計画」
①留学の志望動機は?なぜ留学したいのかをしっかり考える
②学校の留学プログラムや留学団体のパンフレット・ホームページを確認し資料請求する
③いつ・どこへ・どれだけの期間・どのような方法で留学したいか?
④留学を実現しようとした場合の必要要件は何か?
⑤英語資格テストのスコア・学校の成績評価のスコア・費用はどのくらいかかるか?
⑥費用内訳など・各種留学奨学金(給付型・貸与型)について
⑦留学のメリット・デメリット・注意する点は何か?
⑧留学前のスケジュールと親御さんへの報告・連絡・相談と約束事など
⑨留学中のスケジュールと親御さんへの連絡と相談など
⑩留学後のスケジュールと親御さんへの報告など
これらの上記①~⑩をまず自分自身でしっかりと調べて書面化してから、親御さんへあなたが留学に行きたい気持ちを真摯に打ち明けたうえで、あなたの留学計画について、「私が留学に行くためにどうしたら良いかを、私だけだと見逃している部分があるかもしれないから、一緒に二人三脚で考えることを手伝ってもらえませんか?」と平身低頭に一生懸命にお願いしてみるところから始めてください。
そして、あなたと親御さんが共に「あなたの留学計画」という同じ目的のフィールド(土俵)に立った上で、「あなたが留学するメリットやデメリット」、「留学奨学金」や「留意点」などついて一緒に調べたり考えたりして、その後に今回のあなたの「留学計画」に対しての賛否について、親御さんからの率直な回答をもらうことをおすすめ致します。
あなたの「留学に行きたいという強い思い」に対して、あなたの親御さんが結果的に「賛成するか、反対するかは正直分かりません」が、あなたの夢である留学について、親として応援できる範囲で一緒に調べたり考えたりすることは喜んで手伝ってくれると思います。
そして、あなたと一緒に今回の留学計画を調べることで、親御さんが留学についてネガティブに考えている点がどこかが明確になり、場合によってはその懸念点が解消されることで、応援する気持ちが強まり賛成してくれることだってあると思うのです。
あなたが「海外留学」するためには、親御さんの協力や応援は必要不可欠です。留学するのであれば、 親御さんの了承は確実に得て欲しいものです。是非頑張ってあなたの留学に対する熱意を認めてもらいましょう。
■親御さんが留学に対して心配な理由について
(1)留学先での不安や心配事
親御さんとしては、それこそ極端な話かもしれませんが、「高校生(大学生)の子どもを1人で海外に行かせて本当に大丈夫なのか?」とか、「本当に現地は安全なのか?」とか、「事件や暴動に巻き込まれるんじゃないか?」とか、留学する国の治安から滞在先の環境、学校の雰囲気、交友関係に至るまで、海外留学に対する親御さんの心配や不安は挙げだしたらキリがありません。
しかし、以下の心配事についてはあなた自身も不安に思うことだと思いますので、事前に留学の不安や心配事を調べて出発までに出来る範囲で対策することも可能だと思いますのでどうぞ参考にしてみてください。
「留学前の不安や心配事について」
①治安が心配
②英語など(現地の言葉)が通じるか不安
③友達がちゃんとできるか不安
④学生寮やホームステイ先での生活が不安
⑤授業にちゃんとついていけるか心配
⑥ホームシックにならかいか不安
⑦お金が足りるか心配
⑧食べ物が合うかどうか心配
⑨差別を受けるかもと不安 などなど。
なお、これらの上記①~⑨の不安や心配事は、過去に「海外留学」を経験した、すべての人が思う普通のことですのできっと大丈夫です。どうか安心してください。
(2)留学のメリット・デメリット、注意する点が分からない
親御さんにとって、ある日突然子どもから告げられた「海外留学に行きたい」という言葉は、特に留学経験がない親御さんにとっては今まで経験したことがない「未知で分からないこと」であって、その「未知で分からないこと」ということは、「とても怖いこと」で、特に子どものことなので否定的になるのは普通のことなのだと思います。
「なぜ今、何のために留学するのか?」とか、「そもそも海外旅行ではダメなのか?」とか、「日本では出来ないのか?」とか、「留学の目的や意義、メリットやデメリット、留意点などが分からないので受け入れられない」という親御さんは実際にかなり多いと思います。
高校生の方は、心も身体も大人になりつつある時期のため、親御さんから見たらまだまだ子供で、特に海外留学でおよそ1年間の「交換留学」を希望する場合などは、「高校生で早いのでは?」とか、「大学受験もあるのに『大学』に入ってからではダメなの?」とか、「夏休みや春休みにできる『短期留学』ではダメなの?」と思う親御さんもたくさんいらっしゃいると思います。
また、大学生の方についても、そもそも「大学生の留学の種類はどんな方法があるのか分からない」とか、「留学に行ってちゃんと勉強についていけるの?」とか、「4年で卒業できるの?・留年の必要はないの?」とか、「就職活動に影響はないの?」などと心配される方も多くいらっしゃると思います。
あと、「留学」には相当の費用がかかります。「大金をかけるだけの意味があるのか?」とか、いわゆる「費用対効果」については、どんな親御さんでも気にするはずです。
それは子どもの将来のことを大事に考えているからこそであって、子どものために教育資金をコツコツ貯めている家庭であっても、高額な留学資金をメリットも分からぬまま簡単にポンと出すような家庭はなかなかいないと思います。
そのため、「留学にかかる費用」は、留学の種類や期間、国など参加する「留学プログラム」によって大きく異なりますが、どんな留学でもやはりそれなりのお金がかかります。金銭的な理由で留学を反対せざるを得ないという家庭も多いはずです。また、家庭における金銭的な問題は子どもには言いづらいので、あえてその理由を伏せていることもあるかもしれません。
あと、ほとんどの親御さんは詳しく「留学奨学金」のことを知らなかったり、あるいは、特に将来的に返済がいらない「給付型」の留学奨学金の内容については「留学するメリット」も多いので、どうぞご自身で応募要件や募集時期なども詳しく調べて是非親御さんと一緒に考えてみてください。
※なお、例えば「 文科省のトビタテ!留学JAPANや日本学生支援機構 (JASSO)の給付型留学奨学金 、(公財)業務スーパージャパンドリーム財団 」など、他にも留学奨学金は多数ありますので、是非あなたの一番都合(条件)が良いものに応募して獲得してください。但し、実直的な話「留学奨学金の条件の良いもの 」は、そもそも応募要件も競争率も高いので、獲得するのはとても難しくて、希望者なら誰でも簡単に借りれるというものでは決してありません。
親御さんが、あなたの留学に反対する理由が見えてきたら、その問題が解決できるよう答えを準備します。どんなに感情的に訴えかけたところで、そう簡単に親の気持ちは変わりません。だからこそ親が反対する気持ちをしっかりと理解した上で、どうしたら応援してもらえるのかを考えることが重要なのだと私は思います。
なお、はじめての留学で長期間(およそ半年~1年間)の交換留学などに行く場合は、学校の夏休みや春休み期間などを利用してに行く短期留学(およそ2週間~2ヶ月程度)と比べると、親御さんの同意を得るハードルはより高くなっているようです。
それでも、高校生の方については、あなた自身の夢だった留学について、どの国にいつ留学し、高校へ復学時の状況や志望大学の学部・学科の入試要項や受験方式なども真剣に調べて精一杯準備をしたはずですし、大学生の方につきましては、協定校の留学要件とか、語学要件(TOEFL・IELTS)のスコア、大学の成績評価であるGPA、奨学金の獲得などを真剣に調べてしっかりと準備をしたのですからきっと大丈夫です。安心してください。
あと、こちらはこれまでに特集しました…
☆「■高校生の交換留学について」
☆「■大学生の交換留学について」
☆「■大学生の留学の種類について」
になりますので、ご興味がありましたら、是非併せてご覧ください。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はよく聞かれる「留学希望の学生が、親御さんから同意を得る方法」の “一例” についてお話をしてまいりましたが、もちろん家庭によってそれぞれ事情は異なりますし、もっと深くて複雑な場合もあるでしょう。それでも、多くのケースはまずはあなたの留学の願いを、熱意を持って親御さんと話し合うことが何より必要なのだと私は思います。
そして、親御さんの反対は、留学に対する自分の気持ちを整理する良い機会でもあります。是非自分で今一度よく考えてから、親御さんに応援してもらえるようになるにはどうしたら良いかを考えてチャレンジしてみてください。
つまり、今回の留学の同意を得られるかどうかは、まずあなたが一生懸命親御さんに留学計画をプレゼンテーションしてお願いし、親御さんも一緒にあなたの留学計画に巻き込んで、その是非を判断するだけのメリットやデメリット、懸念点などをしっかりとできる限り一緒に調査し、その結果として親御さんから「賛成を得られるのか」、はたまた「反対をされるのか」という話ということなのだと思います。
高校生活や大学生活は、本当に何ものにも代えがたい貴重な時期になります。
実直的な話、今回特集しました「留学希望の学生が親の同意を得る方法」の “一例” についてだけでは、あなたの留学に行く同意を親御さんから得ることは難しいかもしれません。
それでも、近年 日本ではグローバル化が進み英語の必要性が年々高まっており、毎年海外留学に行く高校生や大学生の方は必ずいるのです。
最後に、近い将来あなたの海外留学が、親御さんからの応援を得て絶対成功しますように、微力ではありますが心よりお祈りを申し上げております。
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