☆「留学前」心配事 ③お金、食べ物、差別

2023年09月22日

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いつもお世話になっております。「天白区塩釜口」の㈱プレディオ プラスの伊藤です。

 

「留学」が近づいてくると、ようやくその時が来たという「ワクワク・ドキドキ」した期待感と同時に、いろんな不安な気持ちが湧いてきて、現地でちゃんとやっていけるのかととても心配で複雑な気持ちになってくるものです。

 

そのワクワクやドキドキの期待感も、いろんな不安や心配事も含めて、海外留学する皆さんなら必ず抱く普通のことなのできっと大丈夫ですから安心してください。

 

さて今回は、合計3回ある「留学前」いろんな不安や心配事 についての3回目の特集記事になります。

 

ー 第3回ー下記⑦~⑨の3つの心配事の特集記事

「⑦お金」が足りるか心配

「⑧食べ物」が合うかどうか心配

「⑨差別」を受けるかもと不安

 

ー「留学前」の不安や心配事ー

①治安が心配

②英語など(現地の言葉)が通じるか不安

③友達がちゃんとできるか不安

④学生寮やホームステイ先での生活が不安

⑤授業にちゃんとついていけるか心配

⑥ホームシックにならかいか不安

⑦お金が足りるか心配

⑧食べ物が合うかどうか心配

⑨差別を受けるかもと不安 などなど。

 

そこで、上記①~⑨の留学前の心配事についてを計3回に分けて特集して参りたいと存じます。

 

第1回は「①治安」について。

 

第2回は「②英語~⑥ホームシック」の上記の5つの心配事について。

 

■第3回は「⑦お金~⑨差別」の上記の3つの心配事についての特集記事になります。

 

それでは、早速ですが「第3回の留学前の心配事について上記⑦~⑨」を一緒に見ていきましょう。

 

そして、留学先がまだ決まっていない方は、是非このタイミングでいつ行くか具体的に考えてみませんか?

 

■⑦お金が足りるか心配

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留学をする人にとって気になるのがその費用についてという方も少なくありません。

 

最近では、円安と物価高による留学費用の高騰は著しく、留学希望者にとってこれまで以上に高いハードルで心配事になっているようです。

 

実直的な話、留学には、渡航費に現地での住居費や学費、その他の生活雑費など思った以上に費用がかかるものです。社会人であれば、ある程度自分でお金を貯めて留学することができますが、学生の方だと留学資金の壁にぶつかる方も非常に多いはずです。

 

そこで留学するのであれば、奨学金や助成金をチェックしておくことを強くおすすめします。貸与型の奨学金はもちろん、条件によっては返済義務のない給付型の奨学金も受けることができますし、中には学生だけでなく、社会人の方でも申請できる奨学金も存在するそうです。

 

奨学金には、政府関連の法人や組織のほか、留学希望者が居住する自治体、受け入れ国の政府、各種の教育機関などが募集するさまざまな種類の奨学金が存在します。

 

その奨学金の要件や金額などもそれぞれ異なりますし、給付型や貸与型の種別などを含めて、その奨学金の種類や奨学金の額によって提出する書類の量や語学力の条件、面接や試験の回数も異なるため、いろいろと調べてあなたに一番合うものを是非チョイスしてください。

 

また、いろいろな種類の奨学金があるとは言え、学生の場合は留学の費用を親に出してもらうことも多いはずです。そのため「こんなにお金をかけて留学に行く意味があるのかな…」とか「留学に安く行ける国や都市はないのかな…」と考える人も多いと思います。

 

その場合は、留学をするうえでの目標設定を明確にし、さらに優先順位をつけてしっかりと計画を立てることを強くお勧めします。

 

例えば、物価を考えた場合、同じ日本でも大都市である東京や大阪の場合と、地方都市の田舎とで生活費を比較した場合、その家賃相場や毎日の食費、週末に友人とレストランへ食事に出かけたり飲みに出かけたりしてもその支出金額には割と大きな違いがあると思いませんか。

 

これは、国別でも物価が高い・安いはもちろんありますし、例えば、英語圏でいうとアメリカやイギリスの大都市であるニューヨークやロンドンと、同じ国の地方都市を比べても、さらに比較的物価が安いと言われているカナダやオーストラリア、ニュージーランドやフィリピンなどの国の都市であっても比較的大きな物価の違いが存在するのです。

 

そのため、大学の協定校への交換留学を考えた場合、自分はどこの国の何という大学で、何を学びたいのかをしっかりと考えることが大事だと言えます。

 

大学留学のためのさまざまな奨学金を調べたり、留学要件である成績評価であるGPAの獲得スコアや、さらに英語資格テストのTOEFL(トーフル)やIELTS(アイエルツ)の獲得スコア○○点以上を、しっかり調査・準備して留学に望めばきっとお金や物価の心配も大丈夫だと思いますので安心してください。

 

しかし、何を学びたいかなど留学目標が明確になっていない場合は、留学生活の途中でモチベーションが下がり、そのまま挫折する可能性だって大いに考えられるのです。

 

昔から自分の夢だった留学という特別な期間の中で、「一体、自分は何を得たいのか!」とか、「何を学んで、どんなことを将来に活かしていきたいのか!」ということを事前にしっかり考えておくことが大事だと言えるのです。

 

そして、留学目標を設定したら、あとは絶対にその目標を達成する、留学費用を絶対に無駄にしないという強い意気込みで留学に挑戦することが重要だと思います。

 

 

 

■⑧食べ物が合うかどうか心配

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「留学先で食べ物が口に合うかな…」とか、「好き嫌いも結構あるから食べ物が結構不安かな…」など、現地の食事が口に合わなかったらどうしようと不安になる人もいらっしゃるかもしれません。

 

ですが、日本とは違う食事を味わうことができるのも留学の醍醐味になります。現地では日本では食べることができないような食材や、目新しい料理がいっぱいあります。いきなり食事が変わるのは、一日の中でも楽しみの時間である食事のことになるので、やっぱり不安だしストレスになりますよね。

 

しかし、まずは「食べず嫌い」をするのではなくどんなものでも一回食べてみることをお勧めします。せっかくの留学期間なのですから、できるだけ現地でしか味わうことができないような料理を楽しむことを是非おすすめします。きっと、あなたにも現地で好きな料理やお気に入りのレストランや食堂ができると思います。

 

どうしても、現地の料理が合うのか不安という方は、キッチンがついている学生寮やアパートメントに住むこともお勧めです。自炊ができるので食費の節約や体調面、健康面にも気を遣うことができますし、お住まいの周辺にアジア系のスーパーがある場合は、食べ慣れている日本の食材や調味料、インスタント食品なども売っているので安心感もあります。

 

そして、留学生がある程度いるような都市部の地域では、日本食レストランなども数多く存在します。日本食が恋しくなったら、ストレス解消も兼ねて日本食レストランに足を運ぶのもおすすめです。

 

 

■⑨差別を受けるかもと不安

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留学が近づくと「ヘイトクライムってあるのかな…」とか、「アジア人差別ってあるのかな…」と心配している人はきっとたくさんいると思います。

 

日本を離れ、知らない土地で差別に遭うことが怖いと思うのは当然です。実際、欧米など白人の方が多い国に行くと「アジア人だから」とか「日本人だから」というようなアジア人差別に遭った留学経験者も事実いらっしゃいます。

 

例えば、その一つに留学したてのまだ何も分からない状態の中で、現地の人に未熟で拙い英語をバカにされるという心ない差別があります。

 

国が違えば、文化や習慣が違うのはもちろん、思想も異なります。残念ながら、差別をする人は差別を悪いことと認識していない、もしくは無意識のうちに行っている可能性もあります。

 

もう一つの実例をお話します。

 

これは日本の男子高校生が、新型コロナ禍でもあった2021年8月から2022年6月までの約10ヶ月間の交換留学プログラムでアメリカ留学に行き、実際にホストファミリーから受けたヘイトクライム(ハラスメント)にあった一例になります。なお、ヘイトクライムを受けた期間は実に約6ヶ月間におよびます。

 

ホストファミリーの家族構成は、夫婦と15歳の一人息子の3人家族。特に問題があったのはそのホストマザーで、今思い返せば当初から自己中心的で、感情の起伏が激しい節もあっておかしいと感じる場面も多々あったようです。

 

留学して2ヶ月ほど経ったある日、リビングで映画か何かを見ていて、本当に唐突に「ピストルについて興味はあるか」と聞かれ、その高校生は「一度見てみたいです」と深く考えることもなく正直に答えたそうです。

 

そしてその日をきっかけにして、事実に反して「サイコパスの毛がある」と因縁を付けられ、事あるごとに必要以上に学校のカウンセラーや現地の留学団体を経由して日本の留学団体に事実と異なる報告をされたり、心療内科に何度も無理やり連れて行かれたりして騒ぎ立てられはじめたそうです。

 

そのホストマザーは、本当に陰湿で悪質かつ狡猾で、家にその高校生と2人きりのタイミングのときだけに、罵ったりいじめたりしていたそうです。その高校生も、そんな中でも歯を食いしばって我慢していたのには、日本の家族に心配を掛けたくないという気持ちと、幸いにも交換留学先の現地の学校生活は、ネイティブの友人や留学生仲間たちにも恵まれて大変良好だったそうで、その学校生活を第一に考えて家にいる間だけは我慢して過ごそうとしていたのも理由の一つとしてあったようです。

 

そして、感情の起伏が激しく些細なことでも突然切れたりするホストマザーに対して、毎日の言動にすごく気を遣った生活が約半年もの間続き、今思い返すとその間はせっかく留学に来ているのに、学校の友人や留学生仲間たちと放課後や休日に遊びに誘われてもなかなか行くこと自体を制限されたり、家の手伝いもいいようにこき使われたりしていたそうです。

 

また、ある日からは、「日本人は床で寝る習慣があるらしいな」と言われて、部屋のベッドや布団を突然取り上げられて、寒い冬にシーツ2枚を放り投げられて、そのシーツを床に敷いて理不尽にそのまま凍えながらシーツにくるまって寝むるような生活が続いたそうです。

 

最終的には、その高校生はホストチェンジをすることになったのですが、その話も本当に聞くに耐えないひどいもので、突然「3日後の休日に家族3人で旅行に行くので、あなたは連れて行きたくないので、それまでに新しいホストファミリーを探して家から出ていって欲しい」と言われ、本当に理不尽に突然家を追い出されたそうです。

 

なお、その高校生の日本の家族が事の重大さに気づいたのは、ちょうどこの理不尽なホストチェンジを元のホストファミリーから宣告されて、高校生本人が新しいホストファミリーを求めて必死に探していたタイミングで、自分ではもうどうしようもないと途方にくれて、ようやくその実態を詳細に報告されて気づくことになったそうです。

 

その高校生の日本の家族は、日本の留学団体から2~3度ほど状況報告として、日本に居るときの高校生の様子についておかしな質問をいくつか受けたそうですが、高校生に連絡してその真相を確認しようとしたところ、高校生も日本の家族に心配をかけまいと「言葉や文化の違いで行き違いがあっただけだから心配しないで大丈夫だよ」と言うだけで、こんなに我慢して留学生活をしているとはよもや夢にも思っていなかったそうです。

 

留学プログラムの終了まであと2ヶ月余りというタイミングで追い出しを理不尽に宣告された日から3日間、必死に学校の友人や留学生仲間などに相談しましたが、残念ながら3日以内には新しいホームステイ先は見つけられず、結局追い出されて最初の1日目は、現地の留学団体の方の知人という、日本領事館にお勤めの奥さんが日本人の親切なご夫婦のお宅に、「新しいホームステイ先が見つかるまで」という条件で、ホームステイをさせてもらったそうです。

 

そして、その翌日からは本当に幸運にも今回の件をいち早く相談していた学校のネイティブの友人の一人が、家族に今回の件を話して説得してくれて、親切にも新しいホストファミリーに名乗り出てくれて事なきを得たそうです。

 

その時お世話になった新しいホストファミリーや留学生仲間たちとは今でも本当に良いお付き合いをさせてもらっていて、自分はこの人たちと一生のお付き合いをしてきたいと本気で思っているそうです。

 

新しいホストファミリーとの出会いは幸運もあったと思いますが、自分の力でなんとか困難を乗り越えて見つけることができたという達成感もあって、本当に本人の自信になっているようです。そして、そのときにアメリカで助けてもらったすべての人に対して心から感謝しているし、近いうちにまた会いたいとも言っていました。

 

なお、この時の高校生は、いろいろと困難や学ぶことが多くあったアメリカへの留学でしたが、いま英語力もコミュニケーション能力なども大幅に成長して大学生になっていて、幸いなことに今年の夏から大学の協定校の一つであるイギリスのマンチェスター大学へ交換留学に行く予定になっています。

 

このように差別を受けるのは本当に悲しいことですし、腹立たしいことでもあります。最初は戸惑うかもしれませんが、「文化の違いを受け入れる」という寛容的な姿勢を持ったり、「どこでもそんな人はいるんだな」くらいに思って軽くスルーするように出来る人は是非そうしてください。

 

あと、実直的な話、留学先で差別に合う可能性はその行き先や時の運とかタイミングもあって分かりません。

 

しかし、差別にあった場合、日本の家族をはじめ周りの相談できる人たちに遠慮せずに頼ることが何より一番大事だと私は思います。

 

 

■まとめ

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いかがでしたでしょうか。今回は「留学前」の心配事について、③「お金、食べ物、差別」について特集してみました。

 

ー 第3回ー留学前のいろんな不安や心配事の特集記事

「⑦お金」が足りるか心配

「⑧食べ物」が合うかどうか心配

「⑨差別」を受けるかもと不安

 

特に今年は、長かった新型コロナによる規制がようやく解除され、今まで新型コロナ禍で留学に行きたくても行けなかった人たちが、満を持して通常の留学はもちろん、短期留学や旅行を計画する人たちも大幅に増えると考えられます。

 

あなたが海外留学に興味を持ったら、是非とも、あなた自身で「留学したい国」、「留学奨学金制度」や「留学に役立つ資格」、「大学の留学プログラム」や「大学の協定校」、「実際に留学に行くタイミング」や「親御さんへの留学の同意の取り方」なども含めていろいろと調べてみてください。

 

本当に大学生活は夢のような貴重な時間です。

 

いざ留学が目前に迫って来ると、ふと留学のお金が足りるかとか、留学先の食べ物事情、理不尽に現地で差別を受けるかもなど、いろんな不安や心配事が湧いてくる方も実際多くいらっしゃると思います。

 

ですが、あなた自身が昔から夢だった留学について、どの国のどんな大学に留学するかを真剣に調べて準備をしたのですからきっと大丈夫です。安心してください。

 

最後に、あなたの留学が絶対成功しますように、微力ではありますが心よりお祈りを申し上げます。

 

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