☆オーストラリア留学を考えている方へ
2023年08月01日
☆オーストラリア留学を考えている方へ (改訂版)
いつもお世話になっております。「天白区塩釜口」の㈱プレディオ プラスの伊藤です。
今回は、オーストラリアの名門8大学である「グループ・オブ・エイト」についての特集記事になります。
イギリスの「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション THE世界大学ランキング2024」のランキング上位200大学までの大学を国別にランキングしたのが「表① 国別ランキング表」になります。
この世界大学ランキング2024の上位200大学のうち、国別の1位がアメリカの56校、2位がイギリスの25校、3位がドイツの21校、4位が中国の13校、そして5位がオーストラリアとオランダの11校となっております。
ちなみに、同ランキングで、日本は10位で5校(⇒東京大学/29位、京都大学/55位、東北大学/130位、大阪大学/175位、東京工業大学/191位)となっており、昨年の17位の2校から大躍進となりました。
また、「表② 国別の日本人留学生数TOP6」によると1位がアメリカで、2位がオーストラリアとなっております。
このように、オーストラリアの大学は世界的な名門大学が集まっており、日本人の留学先としても大変人気が高い国であることから、今回の特集記事とさせていただきました。
どうぞ箸休め記事としてお時間があるときにのんびり眺めて見てください。
そして、いつか行きたいと思っていた留学を、是非このタイミングでいつ行くか具体的に考えてみませんか?
■表① 世界大学ランキング2024 上位200校の国別ランキング
表①は、「THE世界大学ランキング2024」の「上位200校による国別ランキング」になります。
1位 アメリカ | 大学数 56校 (※2023年1位 アメリカ 58校) |
---|---|
2位 イギリス | 大学数 25校 (※2023年2位 イギリス 29校) |
3位 ドイツ | 大学数 21校 (※2023年3位 ドイツ 22校) |
4位 中国 | 大学数 13校 (※2023年5位 中国 10校) |
5位 オーストラリア | 大学数 11校 (※2023年4位 オーストラリア 11校) |
5位 オランダ | 大学数 11校 (※2023年5位 オランダ 10校) |
7位 カナダ | 大学数 8校 (※2023年7位 カナダ 7校) |
8位 スイス | 大学数 7校 (※2023年7位 スイス 7校) |
9位 スウェーデン | 大学数 6校 (※2023年10位 スウェーデン 5校) |
10位 韓国 | 大学数 5校 (※2023年9位 韓国 6校) |
10位 フランス | 大学数 5校 (※2023年10位 フランス 5校) |
10位 香港 | 大学数 5校 (※2023年10位 香港 5校) |
10位 日本 | 大学数 5校 (※2023年17位 日本 2校) |
14位 ベルギー | 大学数 4校 (※2023年13位 ベルギー 4校) |
15位 イタリア | 大学数 3校 (※2023年14位 イタリア 3校) |
15位 デンマーク | 大学数 3校 (※2023年14位 デンマーク 3校) |
17位 シンガポール | 大学数 2校 (※2023年17位 シンガポール 2校) |
18位 スペイン | 大学数 1校 (※2023年14位 スペイン 3校) |
18位 オーストリア | 大学数 1校 (※2023年17位 オーストリア 2校) |
18位 台湾 | 大学数 1校 (※2023年20位 台湾 1校) |
18位 アイルランド | 大学数 1校 (※2023年20位 アイルランド 1校) |
18位 ノルウェー | 大学数 1校 (※2023年20位 ノルウェー 1校) |
18位 南アフリカ | 大学数 1校 (※2023年20位 南アフリカ 1校) |
18位 ロシア | 大学数 1校 (※2023年20位 ロシア 1校) |
18位 フィンランド | 大学数 1校 (※2023年20位 フィンランド 1校) |
18位 ニュージーランド | 大学数 1校 (※2023年ー位 ー校) |
18位 マカオ | 大学数 1校 (※2023年ー位 ー校) |
ー | 大学数 ー校 (※2023年20位 サウジアラビア 1校) |
合計 | 大学数200校(※2023年 合計200校) |
■表②国別の日本人留学生数TOP6
順位・国名 | 年間の留学生数・その割合 |
---|---|
1位 アメリカ | 17,642人 21.9% |
2位 オーストラリア | 16,426人 20.4% |
3位 カナダ | 13,725人 17.0% |
4位 フィリピン | 8,232人 10.2% |
5位 イギリス | 6,480人 8.0% |
6位 ニュージーランド | 5,801人 7.2% |
■オーストラリアの基本概要
①オーストラリアの正式国名
オーストラリアの正式名称は、オーストラリア連邦(Commonwealth of Australia)と言います。
外務省の基礎データによると、オーストラリアの国土面積は、769万2,024平方キロメートルあるそうで日本の国土の約20倍。アラスカを除くアメリカとほぼ同じ大きさとなるそうです。
オーストラリアには、6つの州(①ニュー・サウス・ウェールズ州、②クイーンズランド州、③南オーストラリア州、④タスマニア州、⑤ビクトリア州、⑥西オーストラリア州)と2つの準州(⑦ノーザンテリトリー、⑧オーストラリア首都特別地域)及びその他海外領土が存在してます。
人口は約2,575万人で砂漠地帯が多いオーストラリアでは沿岸付近に人口が密集しています。
最も人口が多いのがニュー・サウス・ウェールズ州の都市のシドニーで約520万人、次いでメルボルンの約490万人(ヴィクトリア州)、ブリスベンの約250万人(クイーンズランド州)、パースの約200万人(西オーストラリア州)、アデレードの約130万人(南オーストラリア州)と続きます。よく名前の聞く都市が多くありますが、オーストラリアの首都は「キャンベラ(⇒人口約43万人)」(オーストラリア首都特別地域)となっています。
言語(公用語)はご存知の通り「英語」で、オーストラリア特有の訛りは有名です。
民族は、アングロサクソン系等欧州系が中心。その他に中東系、アジア系、先住民など。
宗教は、キリスト教52%、無宗教30%(出典:2016年国勢調査)だそうです。
政体は、立憲君主制。
元首(国王)は、イギリスのチャールズ三世国王陛下(英国王兼オーストラリア王)です。
ただし、連邦総督(2019年7月1日、デイビッド・ハーレー元豪国防軍司令官が就任)が王権を代行しています。
為替レートは、1AUD(オーストラリアドル)=95.13円 (2023年7月31日現在)。
電源コンセントプラグはOタイプ。(日本・アメリカ・カナダはAタイプ。イギリスがBFタイプ。ニュージーランドはOタイプ。)
動物も特徴的な固有種が多く生息しており、コアラやカンガルー、ウォンバットにカモノハシなどの動物たちもオーストラリアの魅力の一つと言えます。
1920年代には数百万頭いたという野生のコアラも、2021年のデータによると約5万8,000頭までに激減し、絶滅危惧種として国が大切に保護をしているそうです。
オーストラリアではいつでもコアラを抱っこできるというイメージですが、州によっては観光客がコアラを抱っこすることを禁じているところも多くあるそうです。
シドニーやメルボルン、キャンベラなどは残念ながらコアラの抱っこはできません。しかし、アデレードやパース、ブリスベンは動物園によって可能なそうなので、コアラを抱っこしてみたいという方は、コアラを抱っこできる動物園をネットで検索してから行くようにするのがおすすめです。
そして、オーストラリアでコアラと並ぶ人気のある動物がカンガルーです。実はその種類は多く、約50種類もいるそうです。
なお、オーストラリア国内には、人口の約2倍の数の約5,000万頭以上のカンガルーが生息していると言われており、内陸部にいくとカンガルーの群れに遭遇できるかもしれませんが、近年オーストラリア国内ではカンガルーが車にぶつかる事故も多くあるとのことで注意が必要なのだそうです。
また、カンガルーの脚力はとても強く、場合によっては怪我を負うこともあるそうです。そのため、野生のカンガルーにはむやみに近づかないほうが良いかもしれません。
少し話が反れましたので本筋に修正しますが、オーストラリアの大学数は全部で40校ほどしかなく、そのほとんどが国公立大学(ほぼ公立大学)になります。
ちなみに、日本の大学は約793校(四年制)、アメリカの大学は約2,679校(四年制)、イギリスの大学は約100校余り(三年制)が存在しますので、オーストラリアの大学数はイギリス同様かなり少ないのに世界的な名門大学が数多く存在する国だと言えます。なお、ニュージーランドの大学は8校のみ(三年制)です。
あと、オーストラリアの大学もイギリスの大学同様「三年制」で卒業できるのが大きな特徴の一つと言えます。
■表③ THE世界大学ランキング2024による「グループ・オブ・エイト」のランキングデータ
「表③ オーストラリアのグループ・オブ・エイト」のランキングデータと「表④ 日本の大学TOP15」の同ランキングデータを比べてみると、改めてそのレベルの高さに驚いてしまいます。
順位・大学名 | ①FIT学生数/②スタッフ1人当たりの学生数/③留学生/④女性:男性比/⑤2023年の世界大学ランキングの順位 |
---|---|
①(37位)・メルボルン大学 | ①51,307人/②25.1人/③47%/④58:42/⑤34位 |
②(54位)・モナッシュ大学 | ①58,460人/②43.1人/③38%/④56:44/⑤44位 |
③(60位)・シドニー大学 | ①57,414人/②23.1人/③51%/④58:42/⑤54位 |
④(67位)・オーストラリア国立大学(ANU) | ①17,293人/②15.1人/③48%/④58:42/⑤62位 |
⑤(70位)・クイーンズランド大学(UQ) | ①42,847人/②39.1人/③42%/④55:45/⑤53位 |
⑥(84位)・ニューサウスウェールズ大学(UNSW) | ①47,044人/②36.6人/③40%/④47:53/⑤71位 |
⑦(111位)・アデレード大学 | ①23,349人/②27.4人/③14%/④53:47/⑤88位 |
⑧(143位)・西オーストラリア大学(UWA) | ①19,382人/②22.4人/③26%/④50:50/⑤131位 |
※(○○位)は「THE世界大学ランキング2024」の順位です。
■表④ THE世界大学ランキング2024による「日本の大学TOP15」のランキングデータ
順位・大学名 | ①FIT学生数/②スタッフ1人当たりの学生数/③留学生/④女性:男性比/⑤2023年の世界大学ランキングの順位 |
---|---|
①(29位)・東京大学 | ①26,345人/②10.3人/③15%/④該当なし/⑤39位 |
②(55位)・京都大学 | ①21,817人/②9.0人/③11%/④25:75/⑤68位 |
③(130位)・東北大学 | ①17,409人/②11.8人/③12%/④28:72/⑤201-250位 |
④(175位)・大阪大学 | ①22,274人/②10.4人/③10%/④32:68/⑤251-300位 |
⑤(191位)・東京工業大学 | ①9,928人/②9.6人/③17%/④16:84/⑤301-350位 |
⑥(201-250位)・名古屋大学 | ①15,224人/②13.0人/③12%/④30:70/⑤301-350位 |
⑦(301-350位)・九州大学 | ①18,220人/②7.7人/③13%/④28:72/⑤501-600位 |
⑧(351-400位)・北海道大学 | ①17,659人/②8.2人/③10%/④29:71/⑤501-600位 |
⑨(351-400位)・筑波大学 | ①15,506人/②12.1人/③16%/④38:62/⑤501-600位 |
⑩(401-500位)・東京医科歯科大学 | ①2,990人/②4.4人/③12%/④57:43/⑤501-600位 |
⑪(601-800位)・会津大学 | ①1,221人/②11.5人/③12%/④11:89 |
⑫(601-800位)・広島大学 | ①14,590人/②7.6人/③10%/④38:62 |
⑬(601-800位)・順天堂大学 | ①6,579人/②5.0人/③3%/④54:46 |
⑭(601-800位)・慶応義塾大学 | ①33,577人/②10.2人/③8%/④36:64 |
⑮(601-800位)・神戸大学 | ①15,333人/②10.2人/③7%/④35:65 |
※(○○位)は「THE世界大学ランキング2024」の順位です。
■グループ・オブ・エイト(G8)
オーストラリアには、アメリカの「アイビーリーグ」やイギリスの「ラッセルグループ」、日本の「旧帝国大学(旧帝)」のような研究系の名門大学群として「グループ・オブ・エイト(G8)」というものがあります。それは、オーストラリアでは最も有名な大学群で、どの大学もオーストラリアの大学ランキングにランクインしている人気の名門大学です。
「グループ・オブ・エイト」と呼ばれる8つの大学は、世界大学ランキングの上位に常にランクインしている名門大学で、特に医療や科学技術などの分野の研究に力を入れており、それらの成果に基づいた教育を提供していることで知られています。
また、この8つの大学は相互に協力し合い、オーストラリアの大学研究や大学教育の向上を行っていくことも目的の一つとしているそうで、オーストラリア国内だけでなく世界各国の優秀な学生からも注目されている大学でもあり、もちろん世界中のトップレベルの企業からも高い評価を得ている大学でもあると言えます。
■グループオブエイトの8大学の特徴(1位~4位まで)
①( 37位)メルボルン大学
メルボルン大学は、オーストラリア連邦ビクトリア州メルボルンに所在する公立総合大学になります。メルボルン大学のウィキペディアによると、1853年に設立され、創立170周年のメルボルン大学は、各種の世界大学ランキングで常に最優秀な大学として評価される世界有数の名門大学になっています。創立以降、計17名のノーベル賞受賞者や、首相3名・司法長官4名などの歴史的人物を数多く輩出しているのだそうです。THE世界大学ランキング2024によると、メルボルン大学はオーストラリア国内で1位、また世界ランキングで37位にランク付けされています。また、メルボルンは世界でも有数の学術都市であり、豊かな自然に囲まれながら、メルボルン大学で学びたいと考えている人も少なくないと言える魅力的な街なのだそうです。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT 79以上、IELTS 6.5以上となっています。
②( 54位)モナシュ大学
モナシュ大学は、オーストラリア連邦ビクトリア州メルボルン近郊のクレイトンに本部をおく大学です。モナシュ大学のウィキペディアによると、モナシュ大学の本部のあるオーストラリアの他にマレーシアに分校を、インドネシア、中国、インド、イタリアに大学院キャンパスを持っているそうです。また、モナシュ大学は、オーストラリアの研究重点である8大学"Group of Eight"に属する総合大学であり、優れた教育実績と研究成果により各種の世界大学ランキングにおいて常に上位に位置づけられる名門大学であるそうです。大学名は1996年に発行され現在も使用されている、100ドル紙幣の裏側に描かれている人物でもある「ジョン・モナシュ将軍」に由来しているそうです。あと、校訓はミケランジェロの言葉、「私はまだ学んでいる」なのだそうです。留学生の受け入れを積極的に行っているオーストラリアの名門大学を留学先の選択肢として検討している人も多いことと思います。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT 79以上、IELTS 6.5以上となっています。
③( 60位)シドニー大学
シドニー大学は、1850年にオーストラリアのニューサウスウェールズ州の州都シドニーに設立された同国最古の世界屈指の名門大学です。シドニー大学のウィキペディアによると、世界大学ランキングでは常に上位にランクインするほか、シドニー大学は規模、名声ともに総合大学として、常に高い評価を受けているそうです。シドニー大学はその研究と実績の観点から、オーストラリア国内で高ランクの大学連合 "Group of Eight" に所属し、また環太平洋地域を代表する37の主要大学で構成される環太平洋大学協会(APRU)のメンバーでもあります。また、卒業生には5人のノーベル賞受賞者と2人のクラフォード賞受賞を輩出しているそうで、その他にもジョン・ハワードをはじめとする8人のオーストラリアの歴代首相なども輩出している名門大学になります。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT 85以上、IELTS 6.5以上となっています。
④( 67位)オーストラリア国立大学(ANU)
オーストラリア国立大学は、オーストラリア連邦の首都キャンベラに位置する世界的に有力な研究大学の一つであり、入学難易度も非常に高いとされるオーストラリアで唯一の国立大学になります。オーストラリア国立大学のウィキペディアによると、同大学は、"Group of Eight"や環太平洋大学協会(APRU)、 ケンブリッジ大学、東京大学、オックスフォード大学やイェール大学など世界トップレベルの研究大学11校で組織されたIARUのメンバーでもあるそうです。 1946年に設立されてからこれまでに、26代目オーストラリア首相や6名のノーベル賞受賞者など、様々な分野で活躍する著名人や研究者を数多く輩出し、国内、国外を問わず、世界に名高い名門校として高い評価を得ているそうです。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT 80以上、IELTS 6.5以上となっています。
※(○○位)は「THE世界大学ランキング2024」の順位です。
■グループオブエイトの8大学の特徴(5位~8位まで)
⑤( 70位)クイーンズランド大学(UQ)
クイーンズランド大学は、オーストラリアクイーンズランド州の都市ブリスベン、セントルシア地区に本部キャンパスを持つ州内で最長の歴史を持つ総合大学になります。クイーンズランド大学のウィキペディアによると、1909年に設立されたクイーンズランド州で最も権威ある大学であり、オーストラリア国内でもトップクラスの学生が全土から集まることで知られているのだそうです。オーストラリア国内で、常に5本の指に入る名門大学となり、アメリカのペンシルベニア大学、カナダのマギル大学、東京大学などの、国外名門大学との交換留学提携関係も持っているそうです。研究を重視し、日本の旧帝国大学に当たるオーストラリアの大学連合 "Group of Eight"、国際的な大学提携 Universitas 21研究機構のメンバーでもあり、ノーベル賞受賞者なども輩出しているのだそうです。ちなみにブリスベンは、1年のうち300日以上が晴れと言われるほど気候に恵まれている街で、中心部は川に囲まれ至る所に緑が広がっていて、移民も多く多様な人種であふれた活気ある都市なんだそうです。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT 87以上、IELTS 6.5以上となっています。
⑥( 84位)ニューサウスウェールズ大学(UNSW)
ニューサウスウェールズ大学は、オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州シドニーに本部を置く国立総合大学です。ニューサウスウェールズ大学のウィキペディアによると、優れた教育実績と研究成果により、アジア太平洋地域における最良の大学の1つとされ、オーストラリア国内においてもシドニー大学やメルボルン大学と並び常にトップに位置づけられている名門大学になります。世界的にも高く評価されており、2024年のQS世界大学ランキングにおいては世界19位に位置付けられ、ニューサウスウェールズ州内の大学ではシドニー大学と同立1位となっています。また、ニューサウスウェールズ大学は、オーストラリアの中でも特に優れた8つの名門大学により構成されている“Group of Eight”の創立メンバーでもあります。ニューサウスウェールズ大学の立地は、シドニー郊外のロケーションにあり、自然豊かな落ち着いた環境で専門的な勉強ができるのも人気の理由になっているようです。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT 90以上、IELTS 6.5以上となっています。
⑦(111位)アデレード大学
アデレード大学は、南オーストラリア州アデレードにある公立大学になります。アデレード大学のウィキペディアによると、1874年に設立され、オーストラリアで3番目に古い大学なのだそうです。大学のメインキャンパスは、アデレード市内中心部のノーステラスにあり、南オーストラリア美術館、南オーストラリア博物館、南オーストラリア州立図書館に隣接しています。また、同大学には4つのキャンパスがあり、そのうち3つは南オーストラリア州にあります。市内にあるノース・テラス・キャンパス、ローズウォルシーにあるローズウォルシー・キャンパス、ウルブレイにあるウェイト・キャンパス、そしてビクトリア州メルボルンに1つのキャンパスがあります。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT 79以上、IELTS 6.5以上となっています。
⑧(143位)西オーストラリア大学(UWA)
西オーストラリア大学は、西オーストラリア州の州都パースに位置し、1911年2月に設立された西オーストラリア州で最古の総合公立大学になります。西オーストラリア大学のウィキペディアによると、同大学は "Group of Eight" の中でも先導的役割を担っている公立大学のひとつなのだそうです。そして、1911年の西オーストラリア大学法の下で設立され、管理されているのだそうで、校訓は「知恵を追え」だそうです。なお、留学に必要な主要英語力は、TOEFL iBT 82以上、IELTS 6.5以上となっています。
※(○○位)は「THE世界大学ランキング2024」の順位です。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は「オーストラリア留学」について特集してみましたが、まだまだ海外の大学には魅力的な大学がたくさんあります。
特に今年は、長かった新型コロナによる規制がようやく解除され、今まで新型コロナ禍で留学に行きたくても行けなかった人たちが、満を持して通常の留学はもちろん、短期留学や旅行を計画する人たちも大幅に増えると考えられます。
「大学で留学したいなぁ。アメリカにイギリス、オーストラリアやカナダ、ニュージーランド…どの国も気になるなぁ。」などなど。
あなたが海外留学に興味を持ったら、是非とも、あなた自身で「留学したい国」、「留学奨学金制度」や「留学に役立つ資格」、「大学の留学プログラム」や「大学の協定校」、「実際に留学に行くタイミング」や「親御さんへの留学の同意の取り方」なども含めていろいろと調べてみてください。
本当に大学生活は夢のような貴重な時間です。
今回特集しましたオーストラリアの「グループ・オブ・エイト」について、あなた自身の求めているぴったりの大学を探すことはとても難しいと思いますが、しっかりと情報収集を行い、充実した運命的な留学先に出会え、あなたの光り輝くキャリアが構築されますことを心よりお祈り申し上げます。